
小児の腎・泌尿器疾患を対象としていますが、下に示すように広い分野の診療に当たっています。全身性の様々な疾患の影響をうけるため血液、循環器、新生児、神経、内分泌と小児科の各グループはもちろん、眼科、皮膚科、耳鼻科など他の専門科や内科、泌尿器科、外科との関わりもあり臨床的にも基礎的にも大切な領域です。そんな腎臓を相手に、尿検査、血液検査、画像検査(超音波検査、造影検査、CT、MRI、シンチなど)、腎生検などを駆使して診断し、薬物療法、食事療法、透析、腎移植術後の管理などを行っています。“検尿から透析・移植まで” そんな医療を目指して関連する様々な分野と連携して診療に励んでいます。
必要があれば専門機関と連携して遺伝子の検査なども行い、最新の診断・治療を行うよう取り組んでいます。
知識・技術習得のため専門施設での研修にも取り組んでおり、東京女子医科大学腎臓小児科や新潟大学腎研究センターなど国内でも実績のある施設での研修の実績があります。今後も他大学、他施設との情報交換を行ってきたいと考えております。